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AE(自動露出)

露出とはフィルムや撮像素子(CCDやCMOSなどの光センサー)に光を当てることで、当たり前のことですが光が無ければ物が見えないように光は写真を撮る上で大前提になります。
ところで、肉眼でも暗い場所や眩しい物、逆光のように明暗差が大きいなど光の条件によって物が見え難くなりますが、カメラにも同じことが言えます。
人の目は網膜で光を感じていますが、カメラの場合はフィルムや撮像素子が網膜の替わりになります。
そして重要なのは網膜同様、フィルムや撮像素子にも感じることのできる範囲があると言うことです。
この範囲をフィルムではラチチュード(許容度)、撮像素子ではダイナミックレンジといいます。
ラチチュードを分かりやすいように図にしてみます。(撮像素子のダイナミックレンジも同じことです)
ラチチュード(許容度)
このラチチュードに納まっていないと写真にならないと言う事はありませんが、左に食み出した部分は真っ黒(露出アンダー)になり、右に食み出した部分は真っ白(露出オーバー)になります。
フィルムでもデジタルでも撮影後に多少の補正をすることができますが、真っ黒、真っ白になった部分には色(カラー)が無いので補正してもその効果はほとんどありません。
ですから、撮影時はラチチュードやダイナミックレンジに納まるよう露出を調整して撮影します。
例で説明すると、AEを使わないで曇り空と晴天の中間の明るさに合わせた露出で撮影すると、光の少ない曇り空では露出アンダーで全体的に暗い(黒っぽい)写真になり、光の多い晴天では露出オーバーで白っぽい写真になります。(※1)
AE(自動露出)の働き
そのような写真は狙いがあり意図的に撮る場合はいいのですが、一般的な写真としては失敗作の部類に入るでしょう。
「露出調整!? そんな面倒なこと・・・」
大丈夫、そんな面倒なことを自動で調整してくれるのがAE(AutoExposure:自動露出)です。
AEは明るさに応じ露出を調整しラチチュードに納まる様にしてくれる便利な機能です。(※2)
AEの仕組みを簡単に説明すると、カメラに内蔵された露出計で明るさを測り、露出計算のプログラムが適正なシャッター速度と絞り値を設定します。
シャッターは時々耳にすると思いますが、露出計、絞りはあまり聞いた事が無いのでは!?
この続きは次回に、それでは(^^)/~~~

※1「露出なんか気にしたことは無いけど、それなりに写ってるよ」と言う人は多いでしょう。
それは多分ネガフィルムを使っているのでは!?
実はネガフィルムのラチチュードは非常に広く、余程の露出ミスが無い限りプリント時の補正で遜色ない写真に仕上がります。
以前「初めてなら失敗の少ないネガフィルムを使うのがいいでしょう」と言ったのは、このラチチュードの広さがあるからです。
悪く言えばネガフィルムからプリントした写真では露出の失敗に気付きにくいと言う事もいえます。
話がフィルムになりますが、フィルムにはネガフィルムのほかにベテランやプロが利用するリバーサルフィルム(ポジフィルムやスライドフィルムともいう)があります。
リバーサルフィルムは現像でスライドになり、ライトボックスやプロジェクターで観賞しますが、プリントにすることも可能でコントラストの効いたメリハリある写真が出来上がります。(スライドからプリントすることをダイレクトプリントと言います)
将来、このリバーサルフィルムに挑戦するのであれば、ある程度の露出(露出補正)の知識が必要になります。
またリバーサルフィルムに挑戦しなくても綺麗な写真を撮るにはやはり適正な露出を心掛ける事が必要です。
面倒かもしれませんが、もう暫くお付き合い下さい。

※2「露出を調整しラチチュードに納まる様にしてくれる」といいましたが、AEも万能ではありませんから必ずし撮影者の意図通りの露出にならないケースがあります。
そういった場合は、撮影者が露出補正することになるのですが、これに関してはまた後で説明したいと思います。

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