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フィルムの基本 (1)

「ニコン、コニカミノルタがフィルムカメラから撤退」、「老舗カメラ店の閉店」など、最近フィルムユーザーには悲しいニュースが多くなりました。
そんなご時世のなか、あえてフィルムの説明をしたいと思います。

フジカラーSUPERIA、フジカラーSUPERIA Venus、フジカラーPro400、コダックGOLD、コダックSuperGOLD・・・、カメラ専門店のフィルムコーナーに行くと、一般的なネガカラーフィルムだけでも一体どれを使ったらいいのか悩んでしまうほど多くの種類があります。
中には、インフラレッド(赤外線フィルム)のように特殊なフィルムもありますが、今回は一般的な35mmネガカラーフィルムとリバーサルフィルムについて説明します。
まずは、簡単にフィルムの基本から始めます。
これから説明する項目はフィルムのパッケージに記載されていますので、もし手元にあるなら参考までに確認してみてください。

<フィルムのサイズ>
カメラによって使用できるフィルムサイズは決まっています。
今回、この教室の対象は35mm一眼レフカメラですから、フィルムサイズは「135」(24×36mm)になります。
135はフィルムサイズを表す数値で、35mmフィルムの135以外にAPS用の240、ブローニー(大判カメラ)用の120、220などがあります。

<フィルムのタイプ>
・ネガカラーフィルム・・・広く一般的に使われているフィルムで、プリントすることを前提したフィルムです。
現像するとオレンジ色に仕上がるフィルムで、同時プリント(現像とプリント)を依頼したことがある人なら間違いなく目にしているでしょう。
・リバーサルフィルム・・・現像するとスライド(ポジ)になるフィルムです。
印刷原稿に適しているのでプロが使用するほか、その美しさから写真を趣味とする人達に愛用されています。
・モノクロフィルム・・・白黒フィルムのことです。
・APSフィルム・・・APSは、Advanced Photo Systemの略で、撮影前も現像後もフィルムはカートリッジに収納されています。
フィルムの装着や保管が簡単で、フィルムには映像以外に撮影日時、シャッタースピード、絞りなどの撮影データが記録されます。

<ISO感度>
ISO感度とは光を感じる度合いを数値で表したもので、昔はASAと表記されていました。
数値が高いほど感度が良く(光に敏感になり)、低いほど鈍くなります。
一般的にISO100~ISO400を標準感度フィルム、それより数値の大きいISO800、ISO1600を高感度フィルム、逆にISO50など小さい数値のフィルムを低感度フィルムと呼んでいます。
どのISO感度のフィルムを使用するかは被写体、撮影状況などを考慮して決めます。
例えば、高速シャッターの必要なスポーツや、室内、夜景などの撮影なら高感度フィルム、三脚を構えじっくり撮るなら標準感度、低感度フィルムなどを選択するとよいでしょう。
参考までに私の場合は、旅のスナップなら風景などの撮影から屋内での撮影、夜景撮影など様々な状況に対応できるようにISO400かISO800のネガカラーフィルム、撮影が主体ならISO50かISO100のリバーサルフィルムを使用しています。

<光源(デーライトとタングステン)>
これは聞き慣れない言葉だと思いますが、光には温度(色温度)があります。
色温度に関しては別の機会に詳しく説明しますが、フィルムは一定の色温度を基準に製造されています。
簡単に言うと太陽光で撮るのか、タングステン光(写真用ライト)で撮るのかで、使用するフィルムが違います。
日中の屋外(太陽光)、フラッシュ撮影の場合はデーライトを、写真用ライトで撮影するならタングステンを使用します。
ネガカラーフィルムを使うのなら市販されているほとんどがデーライトタイプでタングステンタイプを探す方が大変ですが、リバーサルフィルムはタングステンも多いので注意して下さい。
※私も含めて、このブログを読んでいる人で写真用ライトを使用して撮影する人はまずいないと思いますが、写真用ライトとは別に、日中このタングステンタイプのリバーサルフィルムで撮影すると青っぽい写真になります。(ネガの場合はプリント時に補正されるので狙い通りにはなりません)

<有効期限>
フィルムも食品同様に有効期限があり、保管場所についても高温多湿の場所に置くのは好ましくありません。
化学変化を利用して映像を記録するフィルムは未撮影であっても時が経つにつれ徐々に化学変化が進行し最後は正常な発色が出来なくなります。
その目安が有効期限です。
ただし、有効期限内であってもフィルムの保管状態によっては使用できなくなる場合もあります。
例えば夏場、高温になる車内に長時間放置しておくなどは厳禁です。
また、撮影済みのフィルムは未撮影のフィルム以上に化学変化が進行するので、撮影後は速やかに現像に出しましょう。

<DXコード>
パトローネとDXコード フィルムの銘柄、ISO感度、撮影枚数などを表すコードで、パトローネに付けられています。
フィルムを装着するとカメラがこのコードを読み取り、ISO感度、撮影枚数を自動設定します。


それでは、(^^)/~~~

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