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厄介な補正量

前回少し触れましたが、露出補正はAEで行うシャッター速度や絞りの選択とは異なります。
これらの操作は、カメラが算出した標準露出のシャッター速度と絞りの組み合わせを変える(シフトする)だけで露出補正にはなりません。
露出補正の操作はカメラによって違うので、最終的にはカメラの説明書を確認していただくことになりますが、Canon EOSシリーズを例に説明します。(EOSシリーズでもサブ電子ダイヤルの無いEOS Kissは多少操作が違います)

EOSシリーズの露出補正操作は至って簡単で、サブ電子ダイヤルを回すだけで露出の方向・量を設定できます。
時計方向に回せば、プラス補正、逆に反時計方向でマイナス補正になります。
また、設定した方向・量は露出インジケータで確認できます。
例えば、+0.5の補正をする場合、電子サブダイヤルを時計方向に回します。

補正前の状態
シャッター速度=1/500
絞り=F8.0
露出インジケータ=0
 

AVモードで補正した場合
シャッター速度=1/350
絞り=F8.0
露出インジケータ+0.5
※AVモードで補正するとシャッター速度が変わります。
 

TVモードで補正した場合
シャッター速度=1/500
絞り=F6.7
露出インジケータ+0.5
※TVモードで補正すると絞りが変わります。

この状態でシャッターを押せば、カメラが算出した露出より+0.5段多い露出で撮影されます。
このように補正操作自体は至って簡単です。
厄介なのは補正の量をいくらにするかの判断です。
ここまで説明してきて、今更こんなことを言うのもなんですが・・・。
被写体ごとの具体的な補正量を示せればいいのですが、被写体と周囲の状況は千差万別で、カメラ、測光方式、また、明るい暗いと言う感覚も人によって微妙にに違います。
そもそも私自身、露出補正については人に教えるほどの技量を持ち合わせていないので、すいませんがこれについてはご自身で研究してみてください。

最後に役に立つかは分かりませんが、私の撮影時の設定を付け加えておきます。

<フィルム/デジタル共通編>
・測光方式は、基本的に中央部重点平均測光です。
・露出補正の単位(ステップ)は1/3段です。
・補正に自信が無い時、絶対に失敗したくない時は、AEB(Auto Exposure Bracketing:自動段階露出)を利用し、補正後の露出を中心に前後(プラス・マイナス)1枚ずつの合計3枚撮っています。

<フィルムカメラ編>
・補正量はカラーネガフィルムで2/3~1段、リバーサルフィルムでは、1/3~1段で、どちらの場合も1段以上補正するケースは、それほどありません。

<デジタルカメラ編>
・補正量は1/3~1段で、フィルム同様1段以上補正するケースは、それほどありません。
ただし私はパソコンで現像することを前提に撮影しているので、補正量は少し荒め(大きめ)にすることが多いです。
・撮影後はヒストグラム(輝度)を確認し、危なそう(?)な時は、補正量を変えて予備を撮っています。
(デジタルカメラは撮るだけなら何枚撮ってもタダですから、シャッターを押す回数はフィルムカメラの2倍以上です。)

<その他>
評価測光(分割測光)で露出補正をすることもありますが、その場合はAEB(Auto Exposure Bracketing:自動段階露出)を利用して前後(プラス・マイナス)2枚で合計3枚撮影します。
評価測光はメインの被写体、周囲の状況などを考慮した露出、言い換えればカメラが自動的に露出補正を施した露出になります。
評価測光のアルゴリズムは複雑で容易にカメラの気持ちを理解できませんが、あまり当たり外れの無い露出を得られます。
ですから、下手にプラスだ、マイナスだと補正するより、カメラの算出した露出を中心に前後を予備的に撮影しています。

おまけ・・・画像の記録形式
画像記録形式にはRAW(ロウ)やJPEG(ジェーペグ)があります。
初めてデジカメを手にした人のほとんどはJPEGを選択していると思いますが、1つ注意することがあります。
それはパソコンで画像を修正する場合ですが、JPEGは否可逆の圧縮方式で画像を圧縮するので、保存の度に情報が捨てられます。
その為、修正=>保存=>修正=>保存を何度も繰り返すと徐々に画質が劣化するので、JPEG形式のファイルを修正する時は注意して下さい。

参考までに、私は撮影時の記録形式をRAWにしています。
RAWは「ファイルサイズが大きくなる」、「パソコンでの作業(現像)が必要」など面倒なこともありますが、撮像素子の情報がそのまま記録されるので、撮影後でもホワイトバランス、露出など様々な調整が可能で、撮影時の失敗をかなり救済できます。
また、画像修正には画像処理の定番ソフトのPhotoShop、PhotoShopElementsを使っています。
これらのソフトにはレイヤーという機能があり、それを用いれば明るさや色合い、コントラストの調整で画質が劣化することはありません。

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