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レンズの基本 (1)

一眼レフカメラの魅力の一つにレンズ交換できることがあります。
一眼レフカメラでもレンズ交換できないモデルもありますが、多くはレンズ交換が可能で、広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ、フィッシュアイなど様々なタイプのレンズを使用できます。
ところで初めて一眼レフカメラを買う時、どのレンズを付けるか迷いましたか?
私が初めてカメラを手にした頃は、レンズのバリエーションが少ないこともあり、迷うことなく定番レンズと呼ばれる単焦点の50mmレンズを選びました。
しかし今日始めて一眼レフカメラを購入するとしたら悩むでしょうね。
なにせズームレンズ全盛の今、標準ズームと呼ばれるレンズだけでも、焦点距離/明るさ(F値)の違うレンズがいくつもありますから。

さて、今回はそんなレンズの話です。
まずは、もっとも基本となる焦点距離について説明します。
焦点距離とはレンズが結像する距離のことで、mm(ミリ)で表します。
焦点距離とは 分かり易い例として、小学校で虫眼鏡を使って日光を集め紙を焦す実験をしませんでしたか?
レンズと紙の距離を調節し一番小さくなるように調節しましたよね。
このレンズを通過した日光が最も小さく集まった時の、レンズから紙までの距離がそのレンズの焦点距離です。
もし虫眼鏡をいくつか持っている人がいるなら比べてみることもできますが、焦点距離はレンズの大きさ、厚さ、形状などで違います。
ここでカメラの交換レンズに戻りますが、虫眼鏡は一枚のレンズなので単純ですが、一眼レフの交換レンズは形状の違う複数のレンズで構成されているので焦点距離はそれらのレンズの焦点距離を合成した値になります。
商品カタログなどの50mmレンズ、200mmレンズの50mm、200mmとは、この焦点距離を表しています。
また、同様の表示で28-80mmとか、100-300mmなど焦点距離が範囲で表示されているレンズがあります。
前者(50mm、200mmなど焦点距離が固定のレンズ)は単焦点レンズと呼ばれ、後者(28-80mm、100-300mmなど焦点距離を変えることのできるレンズ)はズームレンズと呼ばれます。
そしてズームレンズを使っている人は既に知っていると思いますが、テレ側に(焦点距離を長く)すると被写体が大きく写るように、焦点距離が長くなるほど遠くの物を引き寄せ大きく写ります。
200mmレンズ、300mmレンズなど焦点距離の長いレンズが望遠レンズと呼ばれる所以です。

次に焦点距離と密接な関係にある画角について説明します。
画角とは 画角とは写真に写る範囲(広さ)を角度(゜:度)で表したもので、通常は対角線の角度で表示されています。
画角は焦点距離が短くなると広くなり、逆に焦点距離が長くなると狭くなります。
この為、20mmレンズ、28mmレンズなど焦点距離が短く広い範囲が写るいレンズは広角レンズと呼ばれます。
 

続いてレンズの明るさを示すF値について説明します。
以前、絞りについて説明しましたが、そのレンズの絞りの最小値(開放時の絞値)がF値で、焦点距離とレンズ口径の比率(焦点距離÷レンズ口径)で表され、レンズの明るさを示します。
式から分かるように同じ焦点距離のレンズならレンズ口径が大きいほどF値が小さく明るいレンズになります。
F値はカタログで100mmF2.8、28-80mmF2.8、28-135mmF3.5-F5.6などと表示されています。
ズームレンズでF3.5-F5.6などF値が範囲で表示されているレンズは、ズームした焦点距離でF値(開放値)が変わることを意味しています。
例えば、焦点距離28mmの開放F値がF3.5でも、ズームして135mmにするとF5.6になります。
F値が撮影にどう影響するのかというと、レンズが明るいと暗い場所でも高速シャッターを使えるなどのメリットがあります。
例えば、絞り:F4.0、シャッター速度:1/60を、絞り:F2.8、シャッター速度:1/125にできます。
これはシャッター速度で説明しましたが、暗い場所で早いシャッター速度にすることは手ぶれ、被写体ぶれを抑えるのに有効な方法です。
またカメラ用のレンズに限らずレンズ口径が大きくなるほどF値が小さく明るいレンズになります。
しかし、その反面、大きくなる、重くなる、高価になるなどデメリットもあります。

最後に、デジタルカメラとフィルムカメラの焦点距離の違いについて触れておきます。
レンズカタログで「35mm換算」という記載を目にしたことはありませんか?
これは同じレンズでも使用するカメラ、正確にはフィルムやCCD、CMOSの大きさで焦点距離が変わってしまうので、分かりやすいように規格の統一された35mmフィルムカメラに換算した焦点距離を併記しているのです。
例えばキャノンのフィルムカメラ・EOSシリーズは、全て35mmフィルムを使用するので、どのモデルであっても焦点距離は同じになりますが、キャノンのデジタルカメラ5Dと20DはどちらもEOS DシリーズですがCMOSの大きさが違うため同じレンズでも焦点距離が変わります。
(参考までに、EOS 5DのCMOSは35mmフィルムと同じ大きさなので、フィルムのEOSシリーズと同じ焦点距離で使用できます)

p.s.
どうも梅雨空のせいなのか、執筆(?)意欲を無くしていまして、久しぶりの更新になってしまいました。
もし、このブログを待っていた人がいた(?)なら、期待に添えずすみませんでした。
今後も頻繁に更新することはできませんが、引き続きよろしくお願いします。

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